重い石を動かす必要がないので、女性の方でも軽い力で喪服を汚すことなく納骨のできる観音開き式納骨堂は弊社の看板商品です。
徳島型の納骨堂は大型のわりに骨壺の出し入れ口が狭いため、思ったほど中の空間を有効に使えません。大きく開く観音開き式の扉であれば、古いお墓をまとめた際にもたくさんの骨壺を収められ、副葬品がある場合でも余裕をもってお祀りできます。
扉付き納骨堂の価格は現場や施工内容に依りますので一概には申せませんが、一般的な蓋付き納骨堂と比べ、金具代として2万円ほどしか違いません。
骨壺は納骨堂内に据えた棚板の上に納められます。棚板は弊社の観音開き式納骨堂にしか無い構造で、大雨が降った場合でも骨壺が水に浸かることもなく、汚れにくくなっています。
既存の納骨堂に扉を組み込む改装工事や、古くなった納骨堂自体のやり替えなど、柔軟に対応させていただきます。
お墓はご先祖様の家。家の瓦屋根に家紋が意匠されているように、お墓にも家紋が入ります。香炉もしくは水鉢に入れる他、観音開き式納骨堂の扉にも家紋を彫刻いたします。
扉にはステンレス製の閂(かんぬき)が付属いたします。閂には南京錠を掛けられます。
現在は国内加工の手間を減らすために組付け式の観音開き式扉を中国工場で製作しておりますが、扉の構造を国内で加工した、昔からの大型の扉付き納骨堂も製作できます。
こちらの観音開き式納骨堂は扉の構造が単純かつ堅牢たなめ、大型の合祀向けの納骨堂扉にも使えるほどの丈夫さがあります。また、扉自体を大きくできるため、より広く納骨堂内を使うことができます。国内加工が必要で、閂金具も国内で製作された物が必要なため、標準の扉付き納骨堂より3万円ほど高くなります。
弊社の納骨堂扉加工は人が入れる大きさの大型納骨堂にも対応可能です。扉は大きいですが、使っている金具や構造は徳島型の納骨堂と同じです。
壁面は無垢石に鉄筋を通してあり、弊社の事務所と同じものです。中には棚石を組み付けてありますので、広い空間を無駄なく使えます。ご興味のあるお寺様は、阿波市土成町秋月の光福寺様にて写真の現物がございますので、弊社までお問い合わせください。
最近では墓地が少ないことや、またお墓にそれほど予算を掛けなくなったこともあり、小さなお墓を希望される方も少なくありません。個人墓であれば地下納骨という方法もありますが、古い個人墓をまとめる場合や代々墓の場合は収納しやすい納骨堂を求められる場合もございます。
小型の納骨堂、あるいは収納付きの荷物台など、ご要望に合わせて設計することができます。