お墓に顔写真、花や車など故人の好きだったもの、またペット墓にペットの写真などを彫り込むことができます。彫刻はサンドブラストで行われますので、レーザーの彫刻よりも彫りが深く、色を入れることもできます。石目の細かい黒石に彫刻するか、黒の板石に彫刻して主の石に埋め込む形がおすすめです。
お問い合わせはこちら業者様向けに彫刻の下請けも行っておりますので、持ち込みいただく石の大きさと彫刻の大きさ、彫刻したい写真やイラストをメール等でご連絡いただけましたら、お見積りをご案内させていただきます。納期は校正に1~3営業日程度、彫刻から発送まで4から5営業日程度をお見積りください。
彫刻方法については、まずはご要望をお聞かせください。石種や内容によっては、ご希望の彫刻方法が合わない場合もございます。ご相談に応じて彫刻方法やレイアウトをご提案させていただきます。また、ご用意いただく画像についても、補正や加工が必要な場合は弊社で対応可能です。毛の長いペットの写真から背景を切り抜いたり、写真の不要な部分を削除したりすることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら写真彫刻は写真の白い部分を彫刻します。黒石をサンドブラストすると白っぽくなりますが、このコントラスト差を利用して写真を彫刻します。写真の濃淡自体は網点の大きさで表現します。新聞の写真と同じ原理です。
一般的な彫刻文字の原稿は文字が黒く、黒い部分を彫刻しますが、原稿自体はネガにあたりますのでご注意ください。黒石への彫刻の場合、ポジにあたる原稿は文字の部分が白くなります。写真彫刻の際はこの点にご注意ください。
浮き彫りは文字の周りを彫刻いたします。そのため、原稿作成の際にどの部分が彫刻されるかを把握しておく必要があります。例えば墓碑に浮彫で文字を彫る場合、枠を付けなければ石の縁までサンドブラストしてしまうことになります。デザイン上、縁の部分までサンドブラストする場合もありますが、その場合は縁の処理が甘くなりますのでご留意ください。
石材店様であれば上記のような浮彫の際の注意点は常識ですが、これに写真彫刻が含まれると混乱される方もいらっしゃいますのでご注意ください。
写真彫刻や細字彫刻は普通の字彫りに比べて非常に浅くしか彫刻いたしません。色を入れる場合には少し深く彫りますが、それでも1mmに満たない深さとなります。用いるレジスト自体は比較的丈夫なため、深彫り自体には対応できますが、石の表面は石目があり不安定なため、フィルムが剥がれたり、島が飛んだりしますので、深彫りを希望される場合は、あらかじめその点にご留意ください。また、深さによっては彫刻に時間がかかりますので、割増費用が必要です。
一般的な石屋さんの細字彫りのサイズは1寸程度ですが、弊社では3分(1cm)程度の文字なら十分に彫刻することができます。このサイズになると石目が邪魔になりますので、黒石に彫刻する必要が出てまいります。また、レーザー彫刻などとは異なり、色を入れられますので、粒子の細かいラッカーであれば色入れで文字を目立たせることもできます。
徳島の標準的な霊標板は25x18寸ものが多く、価格も本体だけで10万円以上、文字彫刻も一名あたり1万円は必要になりますが、細字彫刻を使えば、右の画像ような高さ60cmの墓碑を作った場合でも19人分の戒名を彫刻できます。本体3万5千円*程度、19人分の彫刻費用が3万円程度で作ることができます。
※お墓と併せて発注いただく際の費用となります。